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サンクスレルヒの森「特定の業務専念がやりがい、責任感に」

2023.01.20

柔軟な働き方に挑戦!サンクスレルヒの森〈4〉シニア世代(1)
特定の業務専念がやりがい、責任感に

 社会福祉法人みんなでいきるが運営する、特別養護老人ホーム「サンクスレルヒの森」(上越市大貫2)は、職員の「家族との時間を大切にしたい」「経験を生かしたい」などの希望に沿い、それぞれに合った働き方を提案。シニア世代をはじめ、さまざまな年齢層の職員が、共にやりがいを持って生き生きと働けるよう努めている。

 障害福祉サービス事業所で勤務経験がある60代の女性は、「前職の経験が生かせるのでは」と考えて入社。食事・入浴介助に特化した業務に携わっている。

 自身の健康などを考え、週3回、1日4時間の勤務形態で働いている。「時間が短い分、責任感を持って業務に当たっている。経験のある食事・入浴介助に専念できることがありがたい」と話す。

 入居者の健康状態は、導入されたICT機器で常にモニターしている。「勤務時間外の状態も確認でき、とても安心。職員間で分からないことは、インカムを使ってスムーズに情報交換している。安心安全な介護ができ、私自身、気持ち良く働けている」と笑顔を見せる。

2022年11月16日 上越タイムス3面掲載