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サンクスレルヒの森「介護の仕事に魅力と意欲」

2023.01.20

柔軟な働き方に挑戦!サンクスレルヒの森〈3〉子育て世代(2)
介護の仕事に魅力と意欲

 社会福祉法人みんなでいきるが運営する、特別養護老人ホーム「サンクスレルヒの森」(上越市大貫2)では、子育て世代をはじめ、さまざまな職員がそれぞれの家庭環境に合った時間、業務内容で勤務している。

 3人の子どもを育てる女性はパート採用で午前8時30分から午後4時まで勤務。特別養護老人ホームはみとりまで入居者を支えるため、「人生の最期のひとときでも、いい表情でその方らしく過ごしていただけるよう、職員みんなで考え、ケアしていく。学びが多い」とやりがいを話す。

 正職員で入職後、パートに切り替えた女性は、乳幼児2人を育てながら午前9時から午後2時まで勤務。入居者と接する中で「人生の先輩からいろいろな話を聞き、勉強になる」といい、会話が難しい入居者でも、ケアを重ねるうちに表情が柔和になるなどの変化に働く喜びを感じている。

 「子どもはもちろんかわいいけど、働いている時間も充実している。いずれは勤務時間を延ばし、働きながら子育てしていきたい」と意気込んでいる。

2022年11月12日 上越タイムス3面掲載