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サンクスレルヒの森「家庭と仕事のバランスを応援」

2023.01.20

柔軟な働き方に挑戦!サンクスレルヒの森〈2〉子育て世代(1)
家庭と仕事のバランスを応援

 社会福祉法人みんなでいきるが運営する、特別養護老人ホーム「サンクスレルヒの森」(上越市大貫2)は、職員の働きやすさを重視し、勤務時間、業務形態を柔軟に対応。子育て世代も多く、意向を聞いた上で、個別に働き方を調整している。

 2人の乳幼児を育てる女性は、午前9時から午後2時までのパート勤務。朝は保育園に送り出すまで慌ただしく、帰宅後も家事に忙しい日々だが、「出勤時間にゆとりがあるので、朝の支度に時間を割ける。仕事の後も、迎えに行くまでに家事の準備ができる」と、家庭と仕事のバランスが取れているという。

 当初は正職員で入職したが、2人目の出産後、パートに切り替えた。「希望を聞いてもらい、融通していただいている。とてもありがたい」と感謝する。

 小学生2人と保育園児1人を育てる女性は、午前8時30分から午後4時までの勤務。子どもが急に熱を出せば休まなければならなくなるが、「みんな気を遣ってくれ、休ませてくれる。無理せず働けている」と実感を話している。

2022年11月11日 上越タイムス3面掲載