一九九七年ナホトカ号の重油流出事件でのことだった。沿岸清掃に関わるうちに、市民団体をとりまとめ応援する中間支援組織の必要性を感じた。そして、民設民営の「くびき野NPOサポートセンター」を設立。
「必要なのになかったから、作った。組織と仕組みを作るのは私の仕事。あとはそれぞれの人が得意なことをやればいい。」
「みんなでいきる」もその延長線上にある。だれもが高齢者になり、障害者にもなる。そしてどんな人でも自分らしく生きる権利がある。一人ひとりの命を輝かせるために、みんなが自分にできること、役割を担っていきる。それが「みんなでいきる」が目指す社会であり、「みんなでいきる」そのものだ。
会議でもめる、スタッフが衝突する。よくあること。そんなとき「でも俺たちは、みんなでいきるだろ?」と言ってみる。いい名前じゃないか。
理事長 大島 誠
サンクス米山開所
りとるらいふNPO法人化
旧社会福祉法人りとるらいふ設立
りとるの家はなれ開所
サンクス柿崎開所
旧「桃林福祉会」と旧「りとるらいふ」合併
名称を社会福祉法人「みんなでいきる」とする
放課後等デイサービス「にこ」開所
サンクスレルヒの森開所
アールブリュット展in 上越開催(第1回)
サンクス柿崎:障害空床利用運営開始
りとるの家増築稼働
若竹寮 上越市と共同養育開始
アールブリュット展 in上越開催(第2回)
NASC設立
若竹寮 運営開始
りとるらいふショートステイ増床運営開始
NASC:東海・北陸ブロック障害者芸術文化活動広域支援センタ一設立
アールブリュット展 in 上越開催(第3回)
総合相談事業「みんなでいきる相談センター」運営開始
生活介護事業所「とも」新築開所
上越アートプロジェクト
アールブリュット展 in 上越開催(第4回)
共生拠点 「ぱれっと」新築開所
社会福祉法人 みんなでいきるは、SDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)に賛同し、優しい国際社会の実現に貢献します。
持続可能な開発目標(SDGs)とは?
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰ひとりとして取り残さない(leave no one behind)ことを誓っており、これらの目標を達成するために、企業や団体の参画・貢献も期待されています。
職場でのパワーハラスメント、セクシュアルハラスメントなどのハラスメント(嫌がらせ、いじめ)の撲滅に向けて、役員・社員を対象とした啓発講座の開催やチラシを作成、配布するなどの取組みを積極的に行っています。
福祉の現場のIT化、AIやロボット化の推進により、働きやすい環境づくりに努めています。